キツイ仕事すぎて心が折れそう

看護師も人間です。仕事がきつく心が折れそうになるときだってあります。最初に看護師を志すと決めたとき、きっと心の中ではいつも笑顔で優しい看護師の姿を想像した人が多いと思います。キツイ仕事だとは分かっているけれど、それでも職務上の苦しさを表に出さず、常に患者に優しく接することができる看護師。そんな理想を持っていても、実際に看護師として働き始めてみると、現実はそんなに甘いものではないと気付きます。

そしてそこで理想と現実を割り切れる人であれば問題はないのでしょう。しかし自分の求めていた姿と現実の姿のギャップに戸惑い、次第に心を病んでいく看護師も少なくないのです。

現在、医療機関の多くが看護師不足に悩まされています。その為慢性的に勤務にあたる人材が不足しており、結果的に在職中の看護師にそのしわ寄せがきてしまいます。看護師が少なくても患者の数が減るわけではありません。少ない人数で充分な看護を行うには、看護師が身を削るしかなくなります。

そして人手不足は夜勤に最も影響を与えます。充分な人材が確保できていれば、日勤と夜勤の間に休みを入れることができます。しかし人手不足の医療機関ではそんな余裕はなく、日勤を終えてから休むことなく夜勤に入ることもあります。

通常、夜勤は日勤よりも少ない人員で行うことになります。その為ただでさえ忙しい業務が、夜勤になると更に忙しくなってしまうのです。看護師は、忙しかったからと言って仕事の手を抜くことはできません。どんな時でも細心の注意を払い、常に神経を張りつめて仕事にあたらなくてはなりません。

看護師の仕事は直接患者の命にも関わるものです。当然ながらうっかりミス一つでもあってはならず、そのプレッシャーによる精神的負担は計り知れません。充分な人員が確保できている医療機関であれば、業務にあたる看護師もたくさんいるので、ミスを未然に防ぐことも可能です。しかし人材不足の現場であってはそれすら出来ません。常に自分自身の業務に対して二重三重のチェックをしなくてはなりません。

こうした肉体的疲労や精神的疲労が続いては、看護師と言えどうつ病などの病気になってしまうことだってあります。特に看護師には元々責任感の強い人が多いものです。そうでなければ続けられない仕事ではありますが、常に強い責任感にさらされていると、心まで疲弊してしまうのは当然でしょう。

ゆえに、看護師で心を壊してしまう方が少なくないのです。中には場数をこなしていくことでこれらのプレッシャーと上手に付き合っていける看護師もいます。しかしこれには個人差があり、どうしてもプレッシャーに押しつぶされてしまう看護師もいるのです。うつ病になるまで自分を追いつめた看護師を、「弱い」と言い切ることができるでしょうか?いいえ、これだけの労働環境にあるのですから、一般会社員などではすぐに心を壊してしまったっておかしくはないでしょう。

しかしうつ病になるほど自分を追いつめてしまっては、その後看護師として勤務を続けていくことは難しくなってしまいます。看護師は患者の健康管理だけでなく、自分自身の心の健康管理も行わなくてはなりません。もしもどうしても今の職場でのプレッシャーに負けてしまいそうな場合は、転職してしまうのも一つの有効手段になります。

職場を変えることは決して「逃げ」ではありません。看護師としての未来の為に、看護師求人サイトなどを利用して自分にとって働きやすい職場を探してみてはいかがでしょうか。

>> 人気ランキングをすべて見る

ページ上部に戻る